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江戸時代後期、相次ぐ天変地異や黒船来航などによる政情不安を憂いて、安政年間に時の當山住職融慧和尚が四国八十八箇所遍路を行い、持ち帰った各札所の御砂を寺の裏の愛宕山に納め、四国八十八箇所御砂踏みの霊場とすることを発願されました。融慧和尚は志半ばで病に倒れますが、事業は弟子の融雅和尚に引き継がれ、檀信徒の協力により壱千両余りの浄財が、近隣は勿論、遠く江戸市中からも集められ、慶應年間に愛宕山内新四国八十八箇所霊場として開創されました。一回りすれば四国遍路巡礼と同じ功徳を積むことになると言われる、御砂踏み霊場を境内に作る寺院も増えていますが、當山の霊場は規模の大きさ、歴史の古さでは他に例を見ないものです。 |
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霊場巡拝の証(あかし)となる、御朱印色紙を作成しました。
弘法大師の御寶号(ごほうごう)南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)は、本家四国霊場二十六番札所、高知県室戸市、室戸三山西寺とも呼ばれる金剛頂寺住職、坂井智宏僧正の書になります。繰り返しお参りするたびに梵字の朱印が増え、五つの印が集まると五智如来(大日如来、阿閦如来、宝生如来、阿弥陀如来、釈迦如来)の曼荼羅となります。ご希望の方に頒布しますので、お参りの際に寺までお申し出ください。 |
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近年、88盛り上げ隊の方々の協力により、参道が整備され、イベントも開催されています。 |
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88盛り上げ隊へはこちらより
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山内八十八箇所の霊場は、往復2時間弱の山道となっています。気軽に歩けるコースですが、スニーカーや雨具、水筒など、必要最低限の山歩きの準備でお越しください。参拝中の事故等については、責任を負いかねる場合もございますので、くれぐれも気をつけてお歩きください。
また参道は秩父多摩甲斐国立公園の区域内となっています。自然環境の保護にもご協力をお願いします。
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